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香川県高松市の HARI salon & studio MOISA の院長のブログです。タイトル通り、毒を吐くことも結構あるかも…?
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今期のドラマが続々と最終回を迎えました。

私が見ていたのは「マザーゲーム」「Dr.倫太郎」「医師たちの恋愛事情」でした。


倫太郎の最終回は意外でしたが、リアルというか、現実的に納得のいく結末だったなあ。
仕事柄もありますが、昔から「人」を見る(診る)ことが半分趣味で、
精神的な疾患についても深く興味を持ったことがあったので
あきらがゆめのという人格を作り上げてしまったこととか
倫太郎のお母さんのトラウマとかすごく理解できました。

最後には程度の差で「病気」と名の付く症状になるかそうでないかになるだけで、
多かれ少なかれ、みんなそれぞれなんらかの苦しみ、トラウマを抱えてて、
でもそういう欠けた部分をお互いに誰かと支え合うことで
前を向いて生きていける、っていう。
まあ確かに作り物だから、っていうのもありますけど、
実際生きてるとほんまにその通りだなと実感するんですよね。


マザーゲームも「はっきり言わせていただきます」の決まり文句は
なくてもよかったんじゃないかと思ったりしますが、
全体としてはすごく好きでした。
子役のはるとくん、超ーーーーかわいかったし。
なんであの年であんな演技ができるんでしょう。
あれがほんまに「演技」だったら…こわいよーーーー!!


どっちを見てても思ったのですが、
やっぱり「孤独」が一番いけないのかなと。
生きてればいろんな苦しみや悩みがつきもので。
特にお金とか仕事上の立場とか家族とか…自分が置かれている状況そのものって
特にそれが他人との関係性において成り立っている以上、
かんたんに好転することってまずないですよね。

で、だいたいそういうとき、

「なんであの人はこうなんだろう」
「あの人にこういうことされてなんて私は不幸なんだろう」
「あれがこうだったら私はもっと幸せなのに」

と思ってる。
でもそもそも他人やまわりに求める前に、
自分が「こうでなければならない」「こうあることが幸せの条件」と思いこんで
頑なに守っているものは何なのか。
それは本当に自分が信じているほど大事で、
自分には変えられないものなのか?
もう少しわかりやすく考えるとすると、
ちょっと立場の違うどっかの誰かにとっても
それはすっごく大事なことなのか。
ってことに気づくことが大事なんだと思います。


自分が「こうでないと幸せじゃない」と思っている以上、
他人や周りが思い通りにならなければ
絶対「幸せ」にはなれない。

でも、その思い込みを壊して、
今あるものに目を向けて感謝したり、
価値観を変えて今までとは違う価値観で楽しみを見つけたりすると、
確実に「幸せ」を感じることができる。

そこからまた次への活力が生まれるから、
今まで絶対に変わってくれなかった周りが
意外とあっさり変わってくれたり。
変わらなくても、自分にとってはもうどうでもよくなったり。


でもそういう風に変わるきっかけってなかなか一人ぼっちではつかめません。
誰かに愚痴を聞いてもらったり、
逆に誰かの愚痴を聞いたり、
誰かに心地よさを与えてもらったり、
与えて感謝されたり。
ただ一緒に何かをすることで自分とはまったく違う価値観に気づけたり。

そういう意味でマザーゲームは見てて楽しいドラマでした。



私も教員時代初期には一人で頑張りすぎて
すごく苦しかったし、
思い通りにならない生徒にイライラしっぱなしでしたが、
波乗りに出会って海の言葉にならない心地よさに癒されたり、
学校内とは全く違う「常識」で生きている仲間たちに出会ったり、
習い事をして自分が「教わる立場」になってみたり。
そういうことで生徒の見え方や仕事へのスタンスが変わって
だいぶ苦しみが減りました。


家族への気持ちも20代の頃は自分なりにいろいろありましたが、
学校でいろんな子ども、親たちを見たり、
親となっている自分の友達や親とは違う「大人」と付き合ったりする中で
冷静に家族のこと、その中で育ってきた自分自身のことを
分析できるようになり、
新しい生き方を選んでいけるようになりました。


仕事や結婚、子育てっていうのは
要するに他人と深く付き合いつつ自分の居心地のよさを確保していく修行のようなもので。
結局は自分と向き合う修行なんだと常々思います。

でも、とにかくしんどくて笑えないと、
そこに幸せは生まれないので、
少々人を傷つけても、
自分の強い倫理観から外れることをしても、
とりあえず、自分が笑えて、それが周りの人の笑顔にもつながっていくように
日々を送っていくことが大切だと思います。

(過去の私がそうだったように、w)まじめな人は
自分の倫理観から外れることが本当に大変だと思いますが、
これもトレーニングです!
最初はすごい罪悪感にさいなまれます。
できてもできなくても、w。
すぐにできなくても焦らなくていい。
一歩ずつ、変化や努力、過程そのもので自分をほめて
周りに笑顔をふりまける人が増えるといいなと。
そうすれば世の中はもう少し幸せになるはずだから。


そのために自分ができることをぼちぼちやっていきたいと思います♪

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女性
職業:
鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師
趣味:
食べる、波乗り、猫、クラブ、ヨガ、バレエ、ダンス、スポーツ観戦(プロレス、フィギュア、柔道)
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