忍者ブログ
香川県高松市の HARI salon & studio MOISA の院長のブログです。タイトル通り、毒を吐くことも結構あるかも…?
Admin | Write
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

あくまでも全般的な話ですが、
どうも男性は鍼をこわがる傾向にあります。
やってみると全然たいしたことないし、
痛いどころか気持ちよく眠れちゃうし、
あとあと体もすっきり、なのに、なかなかその壁を超えるのは
難しいようで。
はり大使もいさ、としては、世の多くの男性のこの壁を壊すことが
一つの大きな課題でありまして。


先日鍼大好き、とおっしゃる三十代後半の男性と
お話する機会がありまして。
遠方の方なのでもいさで施術させてもらったことは
一度だけなのですが、その方からうかがった「鍼のよさ」。
とっても素敵なお話だったので
ご紹介させていただきますね。



33くらいの時に2年くらいひどいめまいに襲われて、
特に冬季にひどかったらしいのですが、
病院に行ったらメニエール病?
男性の更年期障害のようなもの?だと言われたそうです。


(そういえば、私の中学の同級生も去年あたりに
メニエール病になったって言ってたっけ!)

それで鍼がいいと聞き、通っていたら、
かなり調子がよくなったとのこと。

さらに鍼に行くとむくみがとれるから
特にブーツで行っていると
施術前後で足を取り換えたかのような
履き心地の違いが!


(ほう!私はそこまでむくみの改善を鍼で実感したことはないけれど、
それはすごい!!)


最初はどんなものだろう、痛いのかなと心配もあったし、
特に頭に打つ時なんてすごく恐かったけど、
やられてみると意外とすっきりして気持ちよくて
今では鍼大好き~♪♪




ということだそうです。
どうですか?「鍼はちょっと…」と思いこんでいる男性のみなさま。
ちょっとは「やってみようかな」という気持ちになられましたか??


でも、その気持ちわかりますよ。
なにしろ、私自体、注射も大嫌い、体に穴をあけることが大嫌いで
ピアスもしたことがない、という人間でしたから、
専門学校に入ってもしばらくはずっと緊張しっぱなしでしたもん。

「鍼っていいな」

と思うようになったのはやっと2年目くらい。



「鍼ってきもちいいな」

に至ったのは卒業後、開業直前のことですからね。



それもこれも「出会い」でした。
私もみなさまに鍼と「出会」っていただけるよう、
がんばります。


いよいよ4月。
出会いの季節ですね。
新しいことが多くてお仕事も大変だと思いますが、
がんばってくださいね。

疲れたらぜひもいさへどうぞ~
お待ちしております!

拍手[0回]

PR
だんだんとあったかくなってきて過ごしやすくなってきたはずなのに、
なぜか最近いらいらしやすかったり、頭がぼーっとしたり、
寝ても寝ても寝足りないくらいねむかったり、
いきなりかぁーっと頭に血が上る感じがしたり、
肩こりがいつも以上にひどかったり、頭痛や耳鳴りがしたり、…


心当たりある方、いらっしゃいませんか?



実は私もそれで、
なんかもう、一日中眠いし、普段こらない肩がなぜかこってるし、
治っていたはずの便秘が再発してお腹は膨満感があるのに
食欲はあるからいっぱい食べてしまって
体が重だるいし…



これはどうもですね。



  肝 虚




の症状だと思われます。


東洋医学では五臓(肝心脾肺腎)のうちの肝は

*疏泄作用=気血を体中にうまくめぐらせる作用
*蔵血作用=血を貯蔵し、出ていく量を調節する作用


この二つの作用をつかさどるとされています。


また、肝が影響を受けやすい季節は「春」、
ちょうど今からの季節なのです。


そこで、この季節は肝が春の影響を受けて
上記のような作用がうまく働きにくくなり、
冒頭のような症状が出やすくなると考えられるんです。



特に私のように筋肉質で普段元気でしゃきしゃきしてて
好奇心旺盛で…というタイプや
逆に普段から貧血気味で青白く、貧弱で弱気なタイプは
型は違うものの、どちらも「肝虚タイプ」に分類されるので
特に影響を受けやすい、ということになります。


しんどいですが、
そういうタイプだからしかたないんだな、
また季節に慣れてくれば落ち着くんだな、
と納得して、休める時に休みながら、乗り切りましょう♪


ちなみに食べ物の味としては、「酸」=すっぱいものを好むようです。
すっぱいものは体にいいので、気をつけてとるといいですね。
私も酢でも飲もうかな…

拍手[0回]

今週は日曜、水曜と勉強会に参加してきました。
勉強会に行くともちろん内容そのものも勉強になることが多いのですが、
それ以上に、そこで行われていることに対する
自分の興味度、精神的な上がり具合から、
本当に自分が目指しているものはなんなのか、ということが
より明確化されてきます。

卒業後すぐに準備して開業してから約半年。
一人でやることの不安や自信のなさもあって(常にはないんですけどね)
勉強会に行った先でやっていること、やっている先生の言葉に
混乱してしまうこともありましたが、
この1週間の勉強会でものすごく自分のやりたいことが
はっきりした気がします。

で、それはやはり、私が学校に入る前や
開業しようと思い立った時に感じていた「初心」そのものでした。


私は「はり大使」などとえらそうに自称して、
「『はりのよさ』をもっと世間に広めたい」と思ってますが、
そもそも私の思う「はりのよさ」とは何か、というと、
一番は


「治療としてのはり」



ではないんですよね。


世間一般でははりというと「治療院」という言葉が連想され、
鍼灸師の世界、鍼灸学会の世界でもほとんどが
「はりの治療効果」に主眼が置かれ、
「鍼灸師は治してなんぼ」
という視点で物事が語られています。


だけど、それが出発点の授業や勉強会や講演会に行くと、
すごいな、とは思うけれども、
どうしても自分の中に「私もやりたい」とすっと入ってくることはなくて。


それは私がもともと「病気」を「治す」ための手段としての業、つまり
「病人」「患者」相手の仕事に興味があるわけじゃなかった
からで。


だって。


あなたは今、病人ですか?



と聞かれたら、みなさんは「はい」と答えますか?

私は「いいえ」です。
だけど、



あなたは今、疲れていて、癒されたいですか?



とか



あなたは今、もっと元気になりたいですか?



と聞かれたら、
多分、多くの人が「はい」と答えるのではないでしょうか?



私はそういう人にこそ、つまり、「病気ではない人」への「治療じゃない手段」
=ケア?手当?セラピー?癒し?
…言葉はなんでもいいんですけど、
そういうものとして、もっと身近にはりを感じてほしい、
そう思ってもいさをたちあげたのです。


確かに、「治療」「患者さん」という言葉を遣いながらも、
つねに相手を病人扱いしているわけではないし、
「疲れ」という「症状」を取り去ることを「治す」と言っているわけなので、
大した違いはないかもしれませんが、
やはり「治す」ことに主眼をおいた手法は
私の求めている=私が誰かにやってほしい手法とは
方向性が違ってくるのです。


あーだからか…

いろいろな勉強会にいっていて感じる違和感の根本はここだったんだな、と
改めて気付きました。



もちろん、最終的には私も病人になるかもしれませんし、
つらい症状を一本の鍼でさっと取り去ってしまうことは
すごいことですから、
そういう世界を否定はしません。

でも、はりの魅力はそれだけじゃないと思う。
だからそこに主眼を置かない鍼灸師、場所があっても
いいと思う。

それがもいさなんだな、と思いました。


そういう意味で、やはり私にとっては
京都の中根先生の

「『治療院』じゃない、『鍼灸院』です。」

っていうスタイルや、鍼灸師ではないけれども東洋医学や鍼灸が大好きな田中先生の


「はりの効果のほとんどはプラシーボ?!」

っていう理論がしっくりくるんだなぁと。(個人的な先生のお名前をあげちゃってすみません。
今までにも出てきている先生方なので…)


たくさんの、いろんなやり方のプロの先生方に知り合えたことも
ありがたいことですが、
こんな風に、自分にとってすごくしっくりくる、憧れの先生方に出会えたことに
本当に感謝します。
人間的にも大好きな先生方ですし。
なかなかそういう師に出会えることってないですよね。

私みたいに好き嫌いがはっきりしてると余計?
いや、やっぱりはっきりしてるからこそ出会えたのかな。

とにかく感謝でハッピーなわたくしなのでした。
あ、でもこの道でいくにしろ、まだまだすべきことはたくさんあります。
がんばるぞ。

拍手[0回]

今日の勉強会は、私が専門学校でも大変お世話になって
大好きな 松浦浩市先生 の講演会でした。


松浦先生は「鍼で治療」という言葉に違和感を感じていた私に
「鍼ってほんとに治せるんだ!」
という価値観を与えてくださった先生です。

スノボで肋骨にひびが入り、マッサージをするたびに
ひどい痛みが走っていた胸に先生が打ってくれた鍼で
それまでちっともよくならなかった症状がみるみる軽くなって
ついには「治った」のです。


さらに先生は治療家としての技術だけでなく、
治療、というか人や病に向き合う姿勢や
私たち生徒に向き合う姿…
人間としても本当に尊敬してやまない人なんです。

先生は毎日ほんとに朝早くから夜遅くまで
たっくさんの患者さんの心身を治し、
これだけ技術と実績を積まれても
まだなお、日々勉強し続けられてます。

休む暇なんてまったくなくて、
お正月に久々に休みをとったら熱が出てしまうほど。

なのに、専門学校時代、授業を担当していただいた時、
私たちみんなの書いたレポートに一人一人コメントをつけて
返してくださったんです。
あれには本当にびっくりしました。
自分もかつて教職についていて、大変さがわかるから余計でした。

そして先生はほんとにいつもとても素敵な笑顔でお話してくださいます。
少年のような笑顔です。
先生の年を聞いてびっくりしたことがありますが、
あの若さは内から出てくるパワーからきてるんだなぁとつくづく思います。

 


っと、あまりにも先生の素敵な部分が多すぎて、
熱く語ってしまいました。


で、先生はずっと子供からプロ、国際的に活躍する選手のスポーツ鍼灸に
携わって来られた方なので
(でも最近ではがんなどの慢性疾患にも取り組んでいらっしゃってるし、
今日お会いしたら美容鍼灸にも…とおっしゃっていました)
今日もそういったお話を聞いて来たのですが、
ストレッチの実技で肩こりが超すっきりするやつを習ってきたので
肩こりに悩まされている方、ぜひ「症状緩和コース」でご相談ください。

私も先日から珍しく肩が凝っていたのですが、
うそのようにすっきりしました。

そういえば学生時代、有志の課外授業でも教わっていたのですが、
実際には全然使えてませんでした。
これからはどんどん使っていきたいと思います!!

 


先生、本当にありがとうございます。
働き過ぎて心配ですが、お体に気をつけて。

 


松浦治療

拍手[1回]

先日の勉強会で久々に憧れの先生の鍼を見たのですが、
いやー素敵でした。

で、改めて自分の手技を見直してみると、
いつの間にか先生から教わった基本からずれてきて
自分の悪いくせが出てきているのに気付きました。


東洋医学的な考え方、治療論にしても、
先生は「基本の大切さ」を説いてくださっているのですが、
勉強すればするほど、それがよくわかります。

そしてまだまだ「基本」そのものの勉強が不十分な自分にも気付きます。


勉強会に出ると、こういう「気付き」があるから
本当に大切な機会です。
来週の日曜日も勉強会です。

また今度は違う先生ですが、
学生時代から大好きで、すごく尊敬している先生の講演会なので
楽しみです。
10月は勉強会含めいろいろ公私ともに予定があって
もいさの方はご迷惑をおかけしますが、
休んでもその間に何かを吸収して、また皆様に還元していきたいと
思っていますので、よろしくお願いします!!

拍手[1回]

カレンダー
04 2025/05 06
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
フリーエリア
最新コメント
[12/24 金森]
[04/02 moisa]
[04/02 中嶋 慶太]
[11/07 花蓮]
[07/15 moisa]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
HARI salon & studio MOISA
性別:
女性
職業:
鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師
趣味:
食べる、波乗り、猫、クラブ、ヨガ、バレエ、ダンス、スポーツ観戦(プロレス、フィギュア、柔道)
自己紹介:
HARI salon & studio MOISA
香川県高松市桜町1-16-19
 080-1993-2113
 11:00~25:00
 (完全予約制、~17:00は要前日予約、電話受付は~23:00)
 第1・3土曜、日曜、祝日定休
バーコード
ブログ内検索
P R
カウンター
アクセス解析
忍者ブログ [PR]

Designed by