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香川県高松市の HARI salon & studio MOISA の院長のブログです。タイトル通り、毒を吐くことも結構あるかも…?
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1か月くらい前に風邪のような症状になって
その後また声が出なくなってしまっているわけですが、
特に夜布団に入って体があったまると咳がひどくて
眠りづらい夜が続く、という状態でした。

一応「花粉症」と診断されたのですが、
どうやら花粉に反応というよりは乾燥、
特に熱と乾燥が一緒になったときがよくないのかなと。

東洋医学的に考えてみると(たぶん、ですが)、
特に寒暖差が激しい季節の変わり目が調子悪くなるので、

気温が下がる→体、特に下半身が冷える
乾燥する→のどの粘膜が潤いを失って黄色信号状態に



そんな中で布団に入ったり気温が高い日があったり
運動して汗をかき、体が熱を持つ状態になったりすると



下半身の冷えにより体内の熱が上半身に押し上げられて
胸=肺に→空咳、声が出なくなる 赤信号状態に



で、とにかく乾燥がだめだ、ということで
何日間かミストサウナ系のお風呂に通ったら
夜も咳があまり出なくなりました。




高松にはミストサウナがあまりないのですが、
由良町にある「由良里の湯」にある「蒸気釜風呂」が
オススメです。

あと少し遠いですが、「クアタラソ津田」には
ミストサウナがあります。
ここはプールや海水の露天風呂もあって水着で入れるので
夫婦でいっても一緒に入れるし、
滑り台もあって長時間楽しめます♪







のどの方がせっかくよくなってきて
声も出るようになってきたと思ったら、
ここ1週間くらい、寝ようと横になると
今度は胃の方からげっぷのようなものが上がってくるような、
喉の奥がつまっているような、変な違和感
これまた調子が悪くなって。

なんなんだ、と思っていたらふと、
「梅核気」という言葉を思い出しました。


梅核気

ヒステリー球、神経性咽喉頭部狭窄症ともよばれています。

症状として本人は咽喉に梅の種のようなものがあり、飲み込もうとしてもできないし、吐き出したくてもできません。病院で検査して何も見つからないため、理解してもらえない場合が多いようです。

この病気は現代人特有の病気ではなく、すでに何千年前からこのような症状の病気が古典に残っています。中医学で『金匱要略』という有名な古典に次のように記載されています
「咽中如有炙肉、呑之不下、吐之不出。常兼見胸脘痞悶、気鬱不暢、呃逆悪心・・・・・」
(つまり、咽に炙ったようなに肉がついていて、飲み込めないし、吐き出せない、また胸部あたりに硬く痛くて、精神的うつっぽい、悶々とした気分、よくゲップをしたり、気持ちがわるいといった症状があります)

どういう人がなりやすいか?
基本的に女性が多いといわれていますが、実は男性もいます。性格は人に対してすごく気を使う人、神経質の人、人間関係を悩む人、細かい人、心配性の人です。


http://www.dokutoruyo.com/toyoigakusindan139.html より引用




要するに、「ストレス」が大きな原因になる症状の一つ。
私はあまり気を遣える人間ではないのですが、
昔から「ストレス」にはめっぽう弱く、
というか、何かあるとすぐ体に異変が出て、
そのSOSで自分の体がストレスにさらされていることがすぐわかる、
という見方によってはとても便利な体質で。

そう言えば思い当たるのが…
やっぱり、


バレエ


ですね。

「ストレス」と言っても嫌なことだけを指すわけではないんです。
楽しいことも「生活や体のバランスを崩す」
という意味では「ストレス」なんですね。

私の場合、あれもこれもしたがる「肝経体質」なので
やってること自体は楽しんでいるので
心は全然辛くないんです。
むしろハッピー。
でも、だからこそ、気付きにくい。

バレエは今発表会に向けて大変なんですが、
ほんと楽しくて、だからこそ、常に頭の中にあるというか、
ずっと考えてたり、音楽が頭の中で鳴ってたり。

でもそういうときって体は常に「ON」。
つまり交感神経優位の状態=闘争状態にあるんですよね。


で、そうなると食事していても頭にずっと血がいっているから
胃腸の働きが悪くなるし、
寝ているようでも夜寝る前に聞こえていたバレエの音楽が
そのまま朝起きても頭の中で鳴ってるような状態なので
ちゃんと脳が休めてないんでしょうね。


で、もともと下半身が冷えて上半身に熱が上りやすいわけですが、
さらに熱は胃腸のあたりにも波及するので
食欲は増進し、(元からですがさらに)過食傾向に
→たくさん食べているのに胃腸がうまく働けない



今回のような「梅核気」の状態になったと考えられます。



これに気づいてとりあえず
自分で下半身やお腹背中周りにお灸をしまくったり
食事中はそっちに集中してゆーっくり噛んで食べるようにしたら
少しましになりました。

ほんと、私の生活には東洋医学が欠かせません。



しかし、一緒にバレエしている方とお話していると…

「もうバレエのことで頭がいっぱいで2,3日はご飯もちゃんと
食べられなかった」


えーーーーっ!


その方は太ったことがないそうです…
ストレスを感じると食欲が落ちて無理して食べないと痩せちゃうそうです…


同じ「ストレス」でも、体質によって反対になっちゃうんですよね。
これも「熱」と「冷え」の違いです。
私のように過食に走ってしまう方は、
ぜひ、「食事に集中してゆっくり噛んで食べる」
実行してみてください。
ついががーっと食べちゃってなかなかできないんですけどね、
意外と量食べなくても平気になりますよ。




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HN:
HARI salon & studio MOISA
性別:
女性
職業:
鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師
趣味:
食べる、波乗り、猫、クラブ、ヨガ、バレエ、ダンス、スポーツ観戦(プロレス、フィギュア、柔道)
自己紹介:
HARI salon & studio MOISA
香川県高松市桜町1-16-19
 080-1993-2113
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 (完全予約制、~17:00は要前日予約、電話受付は~23:00)
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